陰雑記

日陰者の日記・陰弁慶の陰口

大晦日だ。

 まあ、当たり前だけど年が明けるというのは人間の風習であって、自然的には何が変わる訳でもない。別に何も明けない。しかし労働が休みになってテレビ番組が特殊になって、人々が浮かれて親戚に会ったり蕎麦を食ったり酒を飲んだり神社に行ったりすると、もうそこには立派に「お正月」が実在している訳であり、まあ、なんだ、楽しいなと思う。

 ここ3日間時間はたくさんあったのにかなりだらだらしちゃったなとか、明日は人と会うけどコロナとかインフルとか貰わないといいなとか、ネガティブなことは色々思い浮かぶがとりあえずそれらはしまっておこう。なんとなく年が明けると運勢すら変わってしまうような気がするな。それは流石に気のせいだけど。もしそういう運勢が実在するとしたら、多分それは宇宙的なものであって、地球と太陽の関係という意味での年に依存するものであり、人間が勝手に決めた1月1日という日を区切りにしてどうこうなるようなものではないだろう、と思う。というか、いついかなる時もどこかの時点からちょうど1年が経過しているはずだと考えると、年ごとの運勢というのがそもそもあり得ないんだな。それは時々刻々変化するものであるはずだ。……まあとにかく2023年はそこそこ良い年だったので、変なこと考えずこのメンタルを保てたらいいなあ。


 全然違う話だけどうるすぐは今年も帰ってこなかったな。うるすぐというのは、かつて主にニコニコ動画で活動していたゲーム実況者で、2014年まで活動した後失踪し、2020年に突如戻ってきてポケモン剣盾の実況をし、また2021年の年末以降消息を断った人だ。6年の失踪(30歳になったらしい)を経て戻ってきたのは熱かったが、また2年失踪している。来年は戻ってくるといいなあ。


 以下日記。


 昼に起きた。頼まれて風呂を沸かした。母は寝てたので私が先に入った。上がってぼんやりした。今日は暖房を入れなくても部屋が暖かい。

 しゃぶしゃぶして、ビールを飲んだ。ポン酢に柚子胡椒を入れると美味い。そして豆腐が美味い。牡蠣も食った。年末の飯として素晴らしいものがある。

 食い終わって片付けてお茶を飲んだ。ツイッターのスペース配信を聞いていたら眠くなり、聴きながら寝た。18時から19時半くらいまで。そのままごろごろして20時半にまた降りた。テレビを少し見た。エンタの神様をやっていた。最近のお笑いは叫んでばっかだ。しかしこの前やってたM-1よりは遥かに面白かったと思う。

 2階に上がって少し本を読んだ。流石にこの年末休みは読書しなさ過ぎたから、申し訳程度だ。蕎麦を茹でますよ、と呼びかけられた。

 蕎麦を食った。海老天も。よし、もう今日することはないな。明日は飲み過ぎないようにしよう。