陰雑記

日陰者の日記・陰弁慶の陰口

はーだる

 土曜日だ。夜だ。寒い。でも何か良い匂いがする。懐かしいというか、昔と変わらないというか、そういう空気を感じる。

 

 眠いけど眠くない。ぼんやりしているようで頭は働いているが、現実は見たくない、そんな気分だ。

 

 目標は、立たないな。何が目標だ。何もない。将来に希望はない。

 

 読むべきものを読んでいる。読むというより愛でている。骨董品を大事にするようなものだ。ふと、地震や火事が心配になる。心構えは必要だ。

 

 父はゴルフから帰ってくると大抵小言を言う。遊んでくると気が大きくなるのか。口数も多い。邪魔だ。顔を合わせるべきじゃなかった。今日は台所の流しに置いた皿が汚れている、他の食器にも触れて汚れるから洗うのが大変だのなんだのと。ちょっと皿をティッシュで拭いてやって、避難した。もしかしたら父は一人になりたいときに小言を言うのかもしれん、と思った。

 

 「岸部露伴ルーヴルへ行く」を見た。まあ、普通だ。記憶を全て消したはずなのに文字が読めるのはおかしいと思うが。そこだけ不満だ。なんとかならんかったのか?

 「オブリビオン」を見た。これはつまらなかったので途中は飛ばしてラストシーン付近だけ見たが、大体何が起きたか分かったので正解だった。

 「シックス・センス」を半分だけ見た。今のところおっさんと少年が友情を育むほっこりムービーだが果たしてどうなるのか。

 

 「悪役のご令息のどうにかしたい日常」漫画版第3巻が出ていたので読む。798円だが、買うと199ポイント貰えるので実質600円だ。ひたすらに可愛い。こういうのもっとくれ。

 

 きっとこの先嫌なことがたくさんあるだろうなあと思った。