陰雑記

日陰者の日記・陰弁慶の陰口

読書の秋です

 今日も今日とて何か書こう。今日は特に何もない平和な一日だった。何もないというのは、あんまり心拍数が上がらなかった、くらいの意味だ。しかし目標設定は今週中にやらねばならず、3つ考え出さねばならず、1つも思いついていない。気持ちは不思議と落ち着いているが、困った。

 

 部屋が散らかっている。というか通り道が塞がっていて不便だ。でも収納場所も軒並み埋まっている。捨てるしかない。とりあえず紙ごみ(ダンボールとか)から捨てようと思った。ググったらなんと明日が回収日。ベストなタイミング。起きれればだが。

 

 樫山欽四郎『哲学概説』を読み終わった。また近々感想を書こう。後の方になるほど難しい本だった。

 

 哲学書を読んでると、色々分からん箇所も出てくる。……ここはこういうことを言おうとしてるんだろうか。しかしそんなことを言うために態々こんな書き方をする必要があるのか? ということは多分私の理解が追いついてないんだろう。しかしこんな書き方しないと表現できないような事態が本当にあるのか? あったとして、そんな事態を理解する必要があるのか? というかどうしたら理解したことになるのか? 結局のところ読んでるこっちが納得できる理解の仕方ができたならもうそれが正解ということでいいのではないか? しかし現状、自分で自分の理解が気に入ってないのが問題なんだなあ。ということは、まだもっと考えてみないといけないってことなんだろう。ということは今の私の理解よりも深い理解を私自身の中から取り出してこなきゃいけないってことで、だから哲学書は自分を測る物差しになるのだ。というかほとんどそれだけが哲学の存在意義であると言っても過言ではない……というようなことを考えた。

 

 それにしても面白い本なので、ここ1週間くらい集中できた。最近は何読んでてもうんざりする感じになっていたけど、読んでるものが悪かっただけなんだなと。