陰雑記

日陰者の日記・陰弁慶の陰口

無事予約ができてよかった

 朝電話して、コロナワクチンは無事11/2(木)、健康診断の後に接種できることになった。前電話した時は17:00なら空いてるとのことだったが、今日聞いたのはざっくり「夕方」の予約で、16:45~17:15、遅くて17:30くらいまでに来れば大丈夫とのこと。これなら健康診断の日程もずらさなくて大丈夫そうだわ。良かった。万事うまくいった。

 

 ツイッターでちょっと検索してみましたが、ワクチン陰謀論者ってものすごいいるのね。まだいるのか、とかいう感じじゃなくて、どんどん増えてるんじゃないかな。「コロナは茶番」「コロナ後遺症じゃなくてワクチン後遺症」ってね。あんなもんシンプルに論外だわ、って突っ撥ねるのが一番なんですけど、SNSだとなかなかね。

 

 前にも書いたけど「ワクチンが害になる場合がある」って命題と、「ワクチンは害である」って命題は全然違う意味ですからね。。

 

 コロナ軽視派も慎重派もいていいし、両方いるのが当然だとは思う。

 所詮人間は情報源の奴隷みたいなところがありますしね。あまりに色んな人が色んな事を言ってるもんだから、一々追いかけて咀嚼して自分で判断してる人なんかもうほとんどいないでしょう。とりあえず言ってることがまともで穏当っぽい人を見付けて、その人とその周辺が提供してくる情報をメインにして、あとは時々反対意見も聞いてみる、最終的にはノリで判断する、、というのが大半の人のリアルなコロナ対応なんじゃなかろうか。そんなことない?

 自分の頭で判断している人も、結局他人の出したデータ、他人の書いた論文や本に、どうしたって不完全な自分の知識を組み合わせて決めるしかない訳だし。これが絶対真実だってことはあり得ない。何しろ新しい病気なわけだから、結局どうすべきだったのか、何が妥当だったのかは数十年経たないと分からんのだ。なので他人を信じるにしても、せめて分からんことを自覚している人を信じるべきだ。「現時点でわかっている事実らしきものを組み合わせるとこういう結論になる」って語り方をする人を半分だけ信じるようにする。

 

 本当のことは誰も知らないので、まあ数十年後に陰謀論者が正しかった!となる可能性も無くはない。無いけど。まあ無くはない。しかし陰謀論界隈には上で書いたような情報源としての穏当さと、長期的目線が全くないので私は支持できない。誰も知らないはずのことを知ってる訳だからな。陰謀だっつってんのになんで明るみに出てるんだ。そこからまずおかしい。暗躍している人間は秘密を漏らすドジばかりなのか?? 明るみに出てるなら出てるで、なんでもっと大々的に問題として取り上げられていないのか。答え:「まさにそれが陰謀たる所以だから。メディアはジャックされている!」……そんなもん何でもありじゃねーかと。

 ユダヤ人、闇の政府、ビルゲイツ、答えが真っ先に与えられて一向に進展しない。統一教会でもジャニーズでもなんやかんや少しずつ動きがあって状況が進んでいくもんだが、陰謀論にはそれがない。ただ「~という真実が明らかになった!」っていう新しいネタが定期的に供給されるだけ。いや実際陰謀論に浸かっている人からすると、陰謀論が正しいことの「証拠」は毎日流れてくるから、それで進展してるつもりになってるのかもしれん。何であれ、結論ありきで物事を考えるのは良くない。