陰雑記

日陰者の日記・陰弁慶の陰口

くそだるい

 よく寝たから眠気はない。気力もないけど。やはり労働は害悪。

 休み前から、しばらく暇な期間が続いていたけどそろそろ作業が始まりそうで憂鬱。しかし今従事しているプロジェクトは9月で終わりになるので、これで色々最後になると思うと気が楽に、ならない。日に日に不安は募る。こんな精神状態で次に行って大丈夫か?

 

 うっかり昔一緒だったすごく嫌な人との仕事上のやり取りを見てしまい気分が悪くなる。その人がいなくなってからもう1年くらいは経つので遠い記憶と言えばそうだが、思ったよりも傷が深いっぽい。胃と心臓が変な感じになった。

 

 とりあえずご飯を食べる。味噌汁美味しい。ちょっと濃い目の味噌汁があれば、米だけで他におかずがなくても充分だな。

 

 コミュニケーション能力に不安を感じて買った報連相についての本が届いた。この手の本は趣味で読んでる類の本とは違って本質的にはどうでもいいので、迷わず中古で一番安いのを買う。自社の研修でおすすめされていた本だが、最初の数十ページを読んだ。数分で数十ページ読める。う、薄い。。内容が薄い。。文字がでかい。行間が広い。

 まあ書いてあること自体は、うん。普通だ。まともなことが書いてある。まとも過ぎて役に立たない。「これら基本的なことができれば完璧です!」というのはわかる。しかしその基本的なことをどう実行すればいいのか、が問題なのだ。それは私の場合、メンタルの問題だなあ。人に何かを言いに行くこと自体が嫌。

 

 あれだな、結局堂々としていたかったら、有能である他ないんだろうな。無能だと何も言えなくなってしまう。まともに声も出ない。まあこれは私の性格の問題でもあるのだけど。気にしていないようで気にしている。有能でないと生きる価値が無いと無意識に思っている。気にしていないように振舞うのは内心すごく気にしているからで、そのように振舞うことで理想と現実のバランスを取って正気を保つためだ、と改めて思う。勝負を避けるのは勝敗を気にしているからだ。最近は心が荒んでいるな、と割とはっきり自覚している。

 なのでこの先もし労働を真面目に続けていく気があるなら、是が非でも有能にならねばならん。いやその前に辞める気満々だが。しかし今すぐ辞めるのは(主に金がないという理由から)まだ憚られるので、辞めるまでの苦痛をどうにかするためにも結局有能を目指すことにはなるのだ。目指せればだが。私は自分の意志の力どころか自分の意志の存在をほとんど信じていないので、「それは君次第だ!」と言われても昔からまったくピンとこない。