陰雑記

日陰者の日記・陰弁慶の陰口

なんかいろいろ

 大学時代のサークルの先輩と、今の会社の後輩とどこかへ行こうとしている夢。バスに乗ろうとしていた。靴を履いて家を出る場面から始まったのだが、私の靴は何故かブーツというか長靴というか、長さは足首までだったのだが、黒くて光沢があるやつだった。普通のスニーカーに履き替えようとしていた。家のすぐ近くの写真屋がバス停になっていた。そこを通過するバスになぜか父が乗っていて、みんなで見送った。

 

 おばあちゃんの誕生日が近いので、お祝いに食事に行ってきた。和食。しゃぶしゃぶ食いました。1枚目は店員のお姉さんがやってくれる謎システム。すんごいぜんぜん赤い状態で食っていいらしい。すごくうまい訳ではないがそこそこ美味い肉だった。ごまだれの味がなんか独特であんまり好きじゃなかった。ナッツとか混ぜてるらしい。ビールとレモンサワーと日本酒を飲んだ。

 予約の時に料理は注文済みなのになぜかご注文はと訊かれたり、先になんか酢の物だけポンと出されて、しかも箸をくれないまま放置されたり、テーブルが狭くて料理を並べるのが大変だったり、口を抑えず咳をするおっさんがいたりなんだりでちょっとケチはついたが、おおむね満足だ。

 18時に仕事を終えて、食って帰ったら21時なんだからタイパ(笑)があんまりよくない。食事にあまり時間をかけたくないのだ。

 いや嘘嘘。お祝いは大事。87歳になるらしい。まあ祝いというか義理立てというか、義務感からか、親に言われて急遽一緒に行くことになったのだが。もうちょっと純粋に祝う気持ちを持てればいいのだけど。途中から趣旨を忘れてたわ。

 ……あんまり食欲はなかったけど和やかな会だった。窓から外が見えた。日が暮れ切らないぎりぎりの時間の、空の青さが素晴らしかった。行きは歩き、帰りはタクシー。

 

 軽い気持ちで本棚の整理など始めてはいけない(戒め)。すっごい時間を無駄にしたぜ。もう一回引っ張り出しちゃうと何をどこに入れていいか全然分かんないんだから。結局前と大して変わんない配置になったし。ということは元からベストだったということやな。うん。

 

 軽い気持ちで本棚の整理など始めてはいけない(戒め)。すっごい時間を無駄にしたぜ。もう一回引っ張り出しちゃうと何をどこに入れていいか全然分かんないんだから。結局前と大して変わんない配置になったし。ということは元からベストだったということやな。うん。

 

 以下昼に考えたこと。相変わらず自分の経歴のこと。

 どうなんだろうな。はっきりとそこを志望したってわけじゃなかったんだが、すごく「普通」な会社に入りたい、っていうのはあったんだよな。あまりに小さい企業でもなく大企業でもない、中規模がよかった。妙に受験意識が高かった高校にいて苦しかったせいで、すごいもの、ステータスが高いものへの反感があった。というか高いところを狙うこと自体がトラウマだったし、アホ臭いなあと思っていたし、それで言えば現代の就活自体も儀式めいていてキモかったし。だから今の会社はそれなりに望んで入社したはずだ、というのは間違いないと思う。とにかく「普通」を経験したかった。「普通」ってのがどこにもないのは知ってた(ドラマとかでもよく取り上げられるありふれたテーマだと思う)が、なお普通がよかった。なるべく標準的なところ。エリートでも落ち零れでもないところ。その通りになったと思う。で、まあその普通だってやっぱりクソだということはもちろん予想していたし、現実にも十分理解できた。経験しておきたかったし、経験せずに批判したくなかった。私は哲学が好きだが、哲学を研究して生きていきたくはなかった。哲学以外のことがよかった。専門外の場で通用しないなら、そんな哲学は持っていても仕方ないだろうと考えた。実際、通用している。なぜなら私はまだ生きている。。