陰雑記

日記とか

出社した日記

 蛙が鳴くから烏と一緒に帰りましょ。

 

 昨日の夜も今日の朝も食わなかったから、昼飯が美味かった。ファミチキとスパイシーチキンだけどね。

 

 今日はオフィスに出社しました。

 火水木は出社するルールになってしまったのですが、昨日と一昨日は一緒に出社してる先輩がお休みだったので、私は家でした。普段我々二人だけで出社しているんですが、先輩がいなかったら私一人で出社になっちゃうし、一人で出社って家でテレワークしてるのと同じだから、やらなくていいよねと。まあ会社に許可は取ってないんですが。交通費を架空請求すれば給料が3000円増えるよ!やったね! ……客先常駐で、プロジェクト方針的にテレワーク継続なので、オフィスにはマジで我々二人しかいないんですよ。偶に別のプロジェクトの人が一人二人来てるけどそれだけ。だから出社の意味なんか元々ないよねって話なのです。

 うちの会社は場合に合わせた取り決めというのができず、常に一律で命令を出してきます。出社することになったのは、最近お客様からの評価でコミュニケーションに関する点数が低くなってるから改善しよう!ってことらしいです。はあ。これで何が改善されるんですかね?

 今日はスーツではなく私服で出社しました。これもそんなことしていいとは言われてませんが、何しろ我々しかいないので、バレる可能性が皆無なのです。守衛さんには見られますが服装なんかいちいち報告しないでしょうし、コンビニ行った時知り合いに会う可能性すらない。なんかオフィスに偶に来る人たちも結構私服のことはあるけど、彼らは許可もらってるのかな? とにかく、これが多少は救いです。

 別にスーツの着心地自体は嫌いじゃないんですが、機能性は悪いし、耐久性も低いですよね。すぐボロボロになる。シワができる。生地が伸びない。帰って脱いだらちゃんと吊るしておかないといけない、気軽に家で洗濯できない。どう考えてもこれ、年に数回だけ着る想定の、式典とか冠婚葬祭とかの特別な場で着る服なのでは?とずっと思ってます。日常業務で毎日着るような服ではない。いや、労働自体が宗教儀式みたいなもんだから相応しいのかもしれない?

 毎日着ることを強制されるのがきついですね。こういうシャキッとした格好は偶にするから良いんですよ。馬子にも衣装と言うでしょう。しかし毎日着てると、なんか変なコスプレを強制されてるようで、屈辱感すら湧いてきます。スーツ嫌いな人のほとんどがこれなんじゃないですかね? ネクタイとか何これ?ってなりますね。首輪か?首吊り紐か?これは……。

 革靴もそう。靴底がすり減ったから修理しましょうとか、は?って感じです。すり減るなよ。修理に金がかかる。買うと高いし。そしてなんだこの機能性は。これで全力疾走できるんか? 女性のハイヒールとかもそうですが。硬い。あと蒸れるし、窮屈だし、足音がでかくなるし、汚れが目立つし。シューズキーパー入れるのもめんどくさい。これもやっぱり年に数回履く儀礼用の靴でしょう。ぴかぴかに磨いてしまっておいて、然るべき時に満を持して履く、っていうなら分かるんですけどね。

 儀礼って言ったら、そういう格好をしないと失礼に当たるとか、まともな人と見られない、身だしなみをちゃんとしてるかどうかでどういう人間か判断できる、とかそういう話になってきますね。やっぱり宗教じゃないか! お作法の体系、毎日行われる通過儀礼、階層化、階層ごとの同質化と相互承認、そんなんばっかですね。