陰雑記

日陰者の日記・陰弁慶の陰口

ChatGPT

 あー仕事したくない。寝不足だし。疲れた。つまらん。興味がない。脳味噌から血の気が引いていくというか。もうすぐ連休だからこそ!やる気出ない早く辞めたい休みたい。

 そういえばChatGPTが何かと話題ですね。色々とまだ早いとは思いますけどね。政治家がなんかやろうとしてますがまだ大したことはできないでしょう、あんなんじゃ。私もちょっとプログラミングのこととか質問しましたが普通に嘘つかれたので使うのやめました。簡単なSQLとかなら書いてくれるのはすげーって思いましたけどね。なんかこういうテーブルがあります、別のテーブルもあります、こんな感じの値が欲しいですって頼んだら確かにそれなりのものを作ってくれました。しかしねえ。当たり前ですけどAIは統計から予測しているだけで、インプットされたデータを比較検討し、そこから正しい見解と間違った見解を識別して正しい認識を得た上で発言する、とかいうことはしていないので、まあ「誰に聞いても正しい答えが返ってくるでしょ」程度の問題ならすぐ答えてくれますが、問題が専門的になればなるほど嘘が多くなります。しかし調べる必要がある、欲しい知識というのは大抵ある程度専門的な事柄であるはずで、そうなると全く使えませんね。事実確認にこれを使っちゃいけない。

 ChatGPT登場以降「これまで人間が思考と呼んでいたものはただの確率処理に過ぎなかったのだ!」みたいな倒錯した認識も広がりつつあるようです(ほんとに?)。それはまあ確かにある程度確率的に単語を予測してるところはあるでしょうが、それ以前に正誤を判断することや単なる好みに基づいて、何を統計として取り込み何を取り込まないかみたいなフィルターが人間の場合働くので、そこに差があるんじゃないですかね? AIもインプットするデータをうまく絞れば専門的になれるかもしれませんが、そのフィルターがけをするのは現状結局人間な訳でして。まだまだAIの出力結果を人間が確認してあげないといけない段階ですね。あと自分の出力した答えを再度参照して訂正できるのも人間ならではです。ChatGPTも「それ違いますよ」って言えば訂正してくれますが、それは間違ってたことに気付いたから訂正するんじゃなくて「間違ってますよ」と言われたから違う答えを予測してるだけですし。ともあれちゃんと思考するAIってのはまだ先の話になりそうですね。

 (しかしまあこうやってばばーっと書いていると確かに自分が大して思考していない、出てきたものを何となく書いてるだけだという感覚は確かにあります。これが現代的人間観になっていくことがあればそれはどうなんでしょうね。)