陰雑記

日陰者の日記・陰弁慶の陰口

性嗜好異常とか

 ジャニーズのあれが「性嗜好異常」であるとテレビで連呼されていて嫌になる。性嗜好に異常もクソもあるかい。行為が違法だったのと、それを隠したのが異常なだけで、嗜好の問題じゃないじゃん。嗜好が犯罪の原因だったとしても、それを以ってその嗜好そのものが異常だとは言えないと思うわ。「異常な行為の原因となる嗜好もまた、異常に決まっている!」っていう思い込みがある。行為も別に異常じゃないし。単に違法なだけでしょ? なんで違法なのかって言ったらそう決めたからってだけだし。単にそういう行為があります、法に照らすと違法です、だから逮捕すべきでした。それだけのことであって、異常だの正常だの言う必要は全くない。犯罪ってのは「違法なことリスト」であって、「異常なことリスト」ではないからね。

 もちろんやってたことは酷いので、さっさと被害者に払うもん払って潰れて欲しいですけどね、あんなもん。

 

 まあ、いいや。。自分のことを書こう。えー、今日も労働はクソでした。どんどん首が締まっていくような感じがするわ。

 

 もっとこう、現実を生きなきゃならんな。いや生きてるんだけど、書いておく必要がある。賃金労働者として賃金労働が中心の生活を営んでいるという現実がある。そこからどうするか、という話になると途端に現実ではなくなる。「会社員として、この会社で、利益を上げて評価されて、頼りにされて社会に貢献して、お賃金を頂いて一人前の大人として生きていく」みたいな。書いてるだけで嫌になってくるわ。

 よくブラック企業がパンフレットに載せる標語に「仕事も遊びも全力で!」というのがありますが(私が就活してた時に貰ったやつにも書いてあったw)、仕事に全力になれない場合どうすればいいか。

 

 うーん、立派な大人であるってことについては、どんな仕事をしてきたとかそういうことじゃなくて、態度や感情が穏やかで、かつ堂々としていることが重要なんじゃなかろうか? 「どんな仕事をしてきたか」っていうのは、その結果としての何らかの態度が身についてこそ意味があるのである。仕事それ自体に意味がある訳じゃない。そういう態度は、そういう場数を踏まないと身につかないもんなんだろうか? 態度だけ身につけてしまえないもんかしら。

 それは難しいんだろうなあ。やっぱり環境に適応して、そこでの規範にどっぷり浸かって成長して、優越感を持てるようになって、所謂「良心の疾しさ」を一切持ってない正しい人間にならないといけないんだろうか。