陰雑記

日記とか

後輩が辞めるってのと性差の話

 4月から一緒に働いていた2個下の後輩が今月末で会社を辞めるらしい。それはなんというか、ご卒業おめでとうございます、という感じだ。喜んで見送ろう。我々は留年する。……先輩とお呼びした方がよろしいか? こんなところに時空の歪みが!

 いやほんと、勤続3年で名のある大企業を辞めますっていうなら、ちょっともったいないんじゃない?とも思うかもしれないが、うちの会社を辞めますってのは、まあ順当に人生を歩んでいますね、という感じだ。私みたいに実家にどっぷり世話になれる上に転職も面倒なのでしたくないって感じの奴が残る。能力のあるやつはさっさと他所へ行く。能力の無い奴は嫌になって辞める。中途半端な奴が残る。その後輩はあんまり優秀じゃなくて、この後はなんかのマーケティングかラーメン屋をやるそうですが。しかしまあ、人生が進展しますねえ。俺はどうしようかなあ。

 

 全く関係ない、昼に考えたこと

 男性的と女性的ってどういう意味なんでしょうね?

 私の中のぼんやりしたイメージでは、積極的に働きかけて何か作ったり壊したりするのが男性的で、そういう働きかけから生じた影響を受け止めて喜んだり悲しんだりするのが女性的、という感じです。だから女性的なことは男性的なことに常に遅れていて、所詮第二の性別だ、ということになりかねない訳ですね。

 しかしこの両方の性質って男女問わず誰でも持ってるし、っていうか、「ただのそういう性質」であってそれ自体は男でも女でもなくない?と思うのです。それで何が性別と関係あるのかって言ったら、女性は妊娠することができます、そして妊娠している間は他人の世話になるしかないのであって、だから女性は受動的であると言えます。男性は狩りに行って獲物を取ってくるので能動的です、女性はそれを消費するだけです。みたいな感じになります。

 しかし女性の方が行動的な文化というのも考えれば考えられますよね。妊娠・出産は女性がするけど子育ては男性が行う文化とか、あるかどうか知りませんが、あってもおかしくないでしょう。生物的に力の強い方が食べ物を取ってくるべきだ!って言っても、むしろ生物的に強い方が子供の近くにいて守った方が良くない?とも言える訳ですし。

 セックスについてもそうですね。男性は腰振って妊娠させる側、女性は受け入れて妊娠させられる側、って考えれば男性が能動ですけど、それはいわゆる正常位とか後背位がポピュラーな場合に生じる認識であって、騎乗位が普通だったら認識も変わってくると思うのです。「挿入する」ではなく「咥え込む」と言えば充分能動的ですし。

 現代で言う男性脳・女性脳っていうのも、そういう傾向があるのはわかるんですが、それは男女の問題なのか? 男女の概念の問題なのか?っていうのは疑問です。男っぽくしようと思ったら男っぽい脳になるのは当たり前ですよね。心と脳は同じなんだから。男性ホルモンとか女性ホルモンとかもそうですね。それらを注射したら筋肉が増えました、胸が出てきました、っていうのはわかるんですが、気性が変わりましたってのは? 本人が社会規範に合わせにいってるだけじゃないの?とか。

 、、そんな感じのことが気になりはするんですが。ジェンダーには詳しくないので完全に勝手な考えですね。そして勉強する気もそんなにない、、そのうち気が向けばかなあ。