そういえばオリンピックが始まっているらしい。パリで。開会式がなんかロックで良かったとツイッターで話題になっていた。
金曜日に職場の人と雑談した時にもオリンピックの話になったが、「オリンピックって毎年やってるんでしたっけ？」と訊いたら笑われてしまった。四年に一度だ。あれ？ サッカーのワールドカップは何年に一回だっけ？と思って調べたら、そちらも四年に一回だった。どちらかは毎年やってるようなイメージを勝手に持っていた。まあ、興味ないから仕方ない。朝で眠かったのもあり迂闊なことを言ってしまった。
小さいころから運動音痴だったこともあり、スポーツ大会と聞けば恐怖感しか湧かない。他人のプレイを見て興奮するという感覚もよく分からない。他人のセックスを見ながらオナニーするような感じだろうか？ でもオナニーなら実際に自分の体を使うけど、スポーツって見てるだけじゃん？ なんなんだろうか。
あれか、推しの選手の活躍を楽しみにしてるとかか。それならまあ分からんでもない。でも私は一人も選手を知らない。
或いは芸術作品を鑑賞するような感じで、人間の身体運動とか、勝負事が行なわれている場の空気とか、そういうものを鑑賞しているのかもしれない。自分が同じスポーツをやっている場合、選手のテクニックを鑑賞する楽しみがあるのかもしれん。私はどれも経験無いので何も分からん。
あと考えられるのは、今現在の全人類の中から各分野ごとに最も優れている人たちが集まって競う訳だから、運動能力における人類の限界、「人類ってここまでやれるんだなあ」というのを証明できるという点では、何かすごい意義があるのかもしれない。しかし如何せん人類史にも興味がないので、まあ、はい。
