陰雑記

日陰者の日記・陰弁慶の陰口

月曜生存

 月曜。今週は私一人で資料をまとめて、説明しないといかん。気が重い。早速明日一発目の説明会がある。大した準備はしてない。する気がしない。今日の倦怠感は凄まじかった。だいぶ消耗しているなあ。とにかく眠かった。これはいつものことだけど。というか同じことばっか書いてますね。だって眠いんだもの。好きな時間に寝起きできる自由はいつ手に入るのか。昨日は結局6時間寝た。これで充分って人も多いが私は駄目だ。というか質が悪い。不安でなかなか寝付けなかったし、浅かった。

 

 しかし対人緊張については、ちょっと考えが真面目過ぎたかもしれんと思った。ビビり過ぎ。明日しくじっても死ぬわけじゃないしな。始まってしまいさえすれば流れで何とかなるもんだ。実際何とかなってきたし。嫌な時間がたかだか1時間あるだけだ。怒られるとしたら一個上の責任者も一緒だしな。もうちょっと他人を舐め腐っていくことにしよう。どうせそのうち辞めるし。

 

 それにしても「一度きりしかない人生!」とか「人生は時間!時間の無駄は人生の無駄!」とか「悔いのないように生きましょう!」とか、美辞麗句はずーっと言われ続けているのに、世の中のこれほど多くの人が労働中心の生活に甘んじ、なんやかんやで満足げに暮らしてるのはどういう訳なんだろう。あいつら鈍いのか。あるいは「自分は幸せだ」って自己暗示がよっぽど上手いのか?

 

 先のこととか他人のこととか色々考えてるとあまりの面倒臭さに眩暈を覚え、自殺して全部吹き飛ばしたいなあと思うことはあるが、これもまた何度も乗り越えてきたことだ。実際死ねるか試してみたことはある。ドアノブで首を吊ってみたが、何とも言えないツーンとくるような感覚で、一瞬気絶するところまでは行ったが体が勝手にバウンドして脳に血が行ってしまい、普通に復帰した。感覚を時々思い出す。

 

 なんかエアコンからめっちゃ異音がするんだが大丈夫か? ガリガリとかパキパキとか、やばそう。時間が経つと収まるけどまた定期的に始まる。虫が入っているわけではなさそうだが。

 

 ぐったり横になってスマホで日記を書く。両親は明日どこかへお出かけするらしい。最初は鉄道博物館へ行こうとしてたのだが、調べたら火曜が定休だったのだ。間が悪いね。

 

 ふと思い出して植村邦彦『隠された奴隷制』を再読。たぶん名著。

自分たちが暮らしていくために必要な時間を超えて長い時間働くことをやめる。やめさせる。一日の労働時間をたとえ一時間でも短縮するために、そして自分の「自由な時間」を少しでも長く確保するために、自分にできることをする。それが、私たちが奴隷でなくなるための第一歩なのである。

まあその通りだなあと思った。