陰雑記

日陰者の日記・陰弁慶の陰口

割と読書した気がする。

 鈴木大拙『浄土系思想論』は、分かるっちゃ分かるんだがどうも文章が硬くて目が滑る。退屈な部分も多くやや飛ばし飛ばしで読んでいる。というか早く次に行きたくなってきているので、明日で切り上げようかな。デカルトとか読みたい。

 

 昼に山椒マシ激辛ラーメンを食ってご飯も入れて、その後ケーキも食ったので夜中になってもお腹が減らない。

 

 最近はシベリウスの1番と7番をよく聞いている。この時期の空気に合っているような気がしないでもない。2~6番はまだよく分かっていない。

 

 なんか、クソしたらケツがヒリヒリするんだが。激辛ラーメンのせいか?

 

 劣等感を感じる相手がいたとして、努力して能力をつけてそいつを追い越すことができない場合どうするか。「実は私の方が優れているのだ」という方向で優と劣をひっくり返すか、「実は優劣などというものは存在しないのだ」という方向で優劣そのものをひっくり返すかどちらかになりがちで、どちらも虚しい。ひっくり返した価値観は再度ひっくり返すことも可能なんだから、最終的には水掛論にしかならないし、却って悔しさや憎しみを増幅させる気がする。比較的には「実は優劣など存在しない」方向の方が平和的で良いと思うが。

 

 劣っていることは認めた上でそこに妙な情念を持たないようにするのが第一だろう。劣っているのは事実として、劣っているのも悪いことではないと思うことができればいい。それは結局、優劣の概念に囚われないことの優、優劣など存在しないという認識の優によって裏付けられているというのも確かなことではあるが。