陰雑記

日陰者の日記・陰弁慶の陰口

今日は19時には終業した。

 まあそこそこだな。やることはやったし。2月も終りに近づいて、いよいよ目標管理とかの要求が来そうで憂鬱だ。眠い。今日ももう寝ないと。

 

 旅行の零れ話を書いておこう。今回ちょっと嫌すぎて日記も途中から投げ遣りだったからな。

 

 2日目のこと。

 満月の日で、母が限定のお守り買ったりしたことは書いたが、その日の夜は実際に満月を見た。ほんのちょっと欠けてるような気もしたけど綺麗だった。出たての時は光が海に反射しているのが良かった。雲がいくらか出ていたので、ほんの数十秒出てはすぐに隠れるような感じだった。写真に撮っても上手く写らなかったが、印象的だった。高く昇ってからは、雲は大きいのは無くなって全体に薄くかかっていた。それで月が青白く見えていて良かった。青白い月って本当にあるんだなあと思った。地元で見ると黄色いからな。青白くなる条件はよくわからない。

 夕方に天井裏で足音がしたのを両親が聞いた。私はその後の夜、寝かかっている時にちょっと聞いた。たぶんネズミだと思うが、給仕の人に話したらびっくりしていた。普段そういう話は聞かず、整備不良であろうとのこと。小高い山の上だったからな。

 給仕の人が蟹を炭火で焼いてくれたりした。私は焼いたのより茹でたのの方が好きだと思った。

 

 帰る日のこと。

 見るべきところは前日に見たので、残りの選択肢で電車に乗るまでにできることがワイナリーに行くことくらいしかなかった。ワイナリーは向こう岸にあったので、タクシーを呼んでもらい、橋立を大きく迂回する形で行った。15分くらい。観光地のタクシー運転手なので良く喋る。

 どうも観光案内には「ワインの製造過程を見学できます」みたいに書いてあったのだが、地下のワイン貯蔵庫が解放されているだけで、そこの奥に看板があって、フローチャート的な形で簡単に工程が書いてあるだけだったのでがっくりした。それ以外はワインを製造する機械?を窓越しに見れるだけ。ここで2時間潰す必要があったのだがどうしようか、となった。

 それでとりあえず有料試飲をした。6種類あったので全部飲んだ。極小カップに入ったのが1杯100円。辛口白1、辛口赤2、甘口白1、ベビーワイン(発酵途中の、度数1%ほどのオレンジ色のワイン、これだけ200円)1、という感じだった。辛口から先に飲むよう言われた。どれも美味かったけど甘口の白が一番かなあ。酸っぱいやつしか飲んだことなかったから。

 ワイナリーの隣はパン屋になっていて、いくつか買った。私は新幹線に乗ってから食った。チョコチップ入りバケットと、米粉のメロンパンが美味かった。二階にはバイキングレストランがあったが、特に目ぼしいものは無かったためスルー。

 グラスワインか何かあればもっと飲みたかったが、そういうのは無いらしい。試飲を3人分くれ、みたいなのは出来たと思うがあんまりやりたくなかった。結局ミニボトルを買って帰ることにした。白と赤とロゼが180mlずつ入って1400円。ちびちび飲もう。

 電車内では特に何事もなかった。東京駅は人が多かった。

 

 帰った日の翌日。

 この先、7月くらいまで多分3回くらい?三保の松原とか厳島神社とか筑波山とか?いろいろ旅行の予定があったらしいが、すべてキャンセルしてもらった。さすがに今回はきつ過ぎたので向こう半年はNGだ。8月に父の誕生日を祝う小旅行(熱海だか箱根だか)があるらしいのでそれだけ参加することにした。

 父はなあ、一日数時間一緒にいるだけならまあいいけど、一日中一緒にいるのは精神的に相当辛いなあ。ということがよく分かった。